2032-インピーダンス変換器

ポータブルオーディオをカーオーディオに接続したときに出てくる音が小さい。
だからポータブルの音量を大きくする。
でも、まだ小さい。更にカーオーディオの音量も大きくする。
でもまだ物足りない…
ネットをあさったらこんなものがあった。
プレーヤー側とカーオーディオではインピーダンスが異なっていて、
音量が足りないらしい。だから、
トランスを使ってピンピーダンスの変換をして音量を上げる。
早速作りたくなった。
パーツ集め…まずトランスこれが無いと始まらない。
地元のパーツ屋に行ってみた。
「今はもう入れていない。昔はよく売れていたが…」と。
仕方ないからケースとジャックとスイッチを購入
トランスはいつもの秋月で

アウトプットトランス
ST-32
生基板を初めて使ってみた。
メインは40x40に切り出し、
抵抗実装用は適当に切り出し
基板に実装
マッチング用の抵抗は好みで
実装すればいいかな。
ケース内部
ケースはYM-50が丁度いい
正面
向きを少し変えて…
これなら邪魔にならない程度の大きさだと思う
完成!!
インピーダンス変換回路図
imgtext

ケース代込みで大体1500~2000円ぐらいかな。
確かにネットの通り音量を最大に上げなくても十分使えるようになった。
ただ、音質がちょっと劣るような気がする
高音成分が増えたような…
半導体部品を使っていないのでIN-OUTを逆にしてもつかえる。
スイッチで2段階の音量の切り替えができる。
マッチング抵抗はインピーダンス値より若干大きい値がいいらしい。
手持ちの抵抗の関係でHの時は約1.5kΩ、Lの時は約640Ωで作ってみた。


初回公開:2016/10/29
追記:2016/11/--

INDEX > 電子工作部屋 > 2032-インピーダンス変換器