2022-簡易電圧低下警報

どこかで役に立つだろうとニッケル水素電池を10個繋げたバッテリーユニット
電圧計などバッテリーの残量を知る為の機能はついていない。
下手に使うと過放電になってしまい、電池を傷めてしまう。
最近は3WクラスのLEDの照明を作ってこのバッテリーユニットで運用しているから余計にきになる。
このLEDユニットは5Vになっても光ってしまうから尚更電圧の残量の目安が必要になる。
なので今回は簡単・低コスト・小型を目指してみた。
ただ、ひとつ欠陥がありそれは常時8mA程度(実測)の電流が流れていること

※バッテリーの過放電に注意

回路は見ての通り簡単な構造
電圧が9.1V以下になるとLEDが点灯する仕組み
1kの抵抗はいらなかったかな?
回路全体の消費電流はトランジスタのコレクタに繋がっている抵抗で決る。
バッテリーが元気なときはツェナーを通してトランジスタがONになりLEDはOFFになる。
バッテリーが9Vを切るとトランジスタへ電流が流れず、OFFになりLEDがONになる
完成した警報基板
結構小型になっているが、なにぶんリードなのでまだ大きいかな?
チップにすればもっと小さくなるけど
基板の裏側
だいたいこんなかんじ・・・
わずかなスペースにむりやり押し込む
基板とバッテリーを絶縁処理しないと後が怖い
拡大するとこんな感じかな?
ツェナーを変えればどんな電圧にも対応できる。
ただし、LEDを光らせないといけないので、電池2本からが実用範囲
imgtext

一応、ブレッドボードで試作回路を組んで動作を確認済み。11Vのツェナーで
もう少し、改良の余地があるみたいだね。
複数段構成にして電圧レベルがもう少し詳しく知れるように とか・・
待機中より警報が作動したときが消費電流が少ない。
まぁ、LEDだけ光るような回路だからね。

INDEX > 電子工作部屋 > 2022-簡易電圧低下警報