2021-リチウムイオン充電器

ビデオカメラなどを使っているとバッテリーの消耗は避けられない。
ただ、付属の充電器はAC100Vが主流みたいだ。(多分)
アウトドア向けでは無い気がする。AC100Vが欲しくても入手できない環境
例えば、撮影先での充電特に屋外・車での充電などいろいろ場面はあると思う。
そんな訳で、リチウムイオン簡易充電器を作ってみた。
電源電圧は5V(USB)これなら、車でもモバイルバッテリーからでも充電できる。
ただ、ひとつ欠陥がありそれは電流保護回路を搭載していないこと

※リチウムイオン電池の充電はそれなりの制御ICが必要です。

バッテリーパックを載せる台
左側には充電端子・右側にはバッテリー固定のダイオード
ダイオードは単なるダミー、バッテリーを固定できればなんでも良かった。
バッテリー装着の様子
充電端子は使っていくうちに外側に反っていくだろう…
ダイオードがいい感じにストッパーになってくれます。
このバッテリーはビデオカメラのバッテリー
早速充電器を作って行きたいのですが、
モバイルバッテリーには一部の機種に落とし穴が存在します。
それ対策の処理をしなければなりません。
左の画像はモバイルバッテリーに充電器を繋ぎ、バッテリーも繋いでいますが、
5Vが出力されません。
その答えはUSBのGNDとシールドをショートすれば5Vが出てくるのです。
ちょっと分かりにくいかな?
但し、しっかり調査してから行ってくださいね。
処理後の様子
シールドの近くにあるGNDパタンのレジストを剥いで半田でショート
これでおk
なんだかんだ装着
制作費約1500円ぐらいかな?
そしてバッテリーを装着
バッテリーの充電
基板の性能上、充電電流は約500mAぐらいかな?
空のバッテリーが無いので初期状態の電流は不明
簡易測定で200mAぐらいだった。
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ちなみに、
充電端子にワニ口を繋いでもほかのバッテリーの充電が可能
まぁ、どの充電器でも出来ないことは無いけど…
都度都度、バッテリーに合わせた充電台が必要になるな~
充電基板にはコネクタがついているので乗せ換えも簡単に行える。
満充電時・逝ったバッテリーは充電不可

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