3035-オゾン消臭器

これのユーザーがどのくらいいるのか分からないけど、なんとなく購入してみた。
そして、その日に迷いもなく分解
オゾン(O3)といえば、酸素(O2)の親戚みたいなものでしょうか?
でも、こいつを大量に吸引してしまうと危険らしいです。死ぬらしい…
オゾンといえば、地球の周りを覆っている、あのオゾン層
そんなオゾンを簡単に発生させることができてしまう代物です。
いなみに、今回のはカーショップで売れているような簡易なもの。
それでは早速、軽く分解してみる。

パッケージ込みでこんなもの
こんな小柄なものでも消臭できるから不思議
消費電流は約20mA程度らしい。
電源はシガーソケットからの給電です。
分解して基板の裏側
絶縁テープみたいなものが…
まぁ、高電圧を発生させるから仕方がない…
オゾンを発生させる電極部分の拡大
ただ単に、ビニール線を切っただけの電極
こなんで、オゾンが発生するのだ。
明るい場所なで電極部分を見ても放電している感じはしない。
暗い場所で見ると仄かに放電しているっぽい。
微かに見えるトランス
数kV~数十kVが発生しているのだろうか…
オゾン発生中は独特な臭いがします。
臭いで臭いを消す作戦ですか。
毒には毒を、臭いには臭いを的な…
上の画像の反対側
オゾン発生基板の全貌
大体の回路が想像できる…
電極に蛍光灯でも当てたら光るんだろうか…
そこまではしないけど…

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車載だけでなく別の用途でも使えそう。
特に実感できるのがトイレではないだろうか…
家の中でも1位2位を争う臭いの根源なのだから…
あと、ペット周りとかにも活用できるのはないかと
幸いに、メンテナンスはあまりしなくても長期間使えそうな代物だから。
まぁ、するとしたら電極の管理くらい?
意外と簡単な仕組みなので自作も可能でしょう。
ネットで使い捨てカメラのストロボ回路を利用したネタもありました。
消費電流も少ないので電池駆動もできるでしょう。
2400mAhの充電池連続5日。カーバッテリーなら2ヶ月はいくんじゃない?
低消費なのでバッテリーと太陽電池を組み合わせれば完璧!!

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