3034-真空管ラジオ

松下(ナショナル) EA-750

母方の実家に真空管ラジオがあるという情報を受け確認してきた。
云十年間蔵にしまわれていた品物。
見た目はなかなかのもの、ただ問題は中身の状態
云十年も放置してあったので、部品の劣化や配線の状態など…
見た感じ肝心の真空管は割れていない模様
ただ、チューニング目盛の糸が切れてたり、スピーカーが割れていたりと
一筋縄ではいかない模様。
部品交換で一体どのくらいかかるのだろうか…
いろんなサイトを参考にして直すしかないか…
早速、軽く分解してみる。

正面画像
まぁ、製品の顔ですねw
見た目は良い感じです。
ただ、一部破損が見られました。の
背面画像
大体、真空管ラジオってこんなもんでしょうか?
箱も裏蓋も木製です。
なんかレトロな感じがまた…
ラジオ内部画像
低音域スピーカーと高音域スピーカーが入っています。
内部もこんなもんでしょうか…
実は、中身はゴミだらけで悲惨な状態でした。
蔵に云十年間も放置され、ネズミが進入したのか汚れが目立った。
真空管受信機特有のマジックアイも搭載してあった。
ラジオのメイン回路シャーシ
シャーシの外は大物部品(トランス・コンデンサー・コイル・真空管)
内部は抵抗やらコンデンサーが入っているのだろう。
まだ、完全に分解はできていないので…
一応、内部なのだが、簡単に写しただけなので…
コンデンサーは多分容量抜けとかしていそう。
耐圧と容量の近いものを探すしかないのか…
回路図とにらめっこかな?
配線は全部交換だろうな~~~
回路図
真空管製品には大体付いているものなのか?
これは助かる。
回路図CADに一回落としたほうがいいのかな?

ラジオの規格表だろうね。
使っている真空管やら消費電力など書いてあって分かりやすい。
48VAか~~
100V480mAってことですね。
リモートソケットってなんなんだ?
後に、パイロットランプ電流・ヒーター電流を足したら
4.8Aにもなった。つまり約30Wwww
特許やらなんやらの工業所有権の一覧表
数字がいっぱい
何がなんだかさっぱり分からん…
まだ、生きてるの?
一応内部の様子
コンデンサーは分からないけど、なんとかなりそう。
と、思ったけどロータローSWがヤバイ状態だった。
錆びが酷い…
スピーカ付近の詳細画像
参考画像提供依頼が来たので撮影
画像は当サイトの掲示板にもあります。
以下2つも同様
スピーカ付近の詳細画像
修理をされている方がスピーカトランスの画像が欲しいとのことで
撮影しました。
スピーカ付近の詳細画像
なんとか修理は完了したそうです。
imgtext

さて、修理できるのか?それともただの飾りになってしまうのか?
ど素人なのでボリューム満点のネタです。
結構古いのでまだ通電はしていません。
この先は完全に自己責任になりますね。

2012/03/31 追記
2012/04/29 修正(流用ページの文章削除漏れ)
2013/02/10 画像追加・修正

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