3016-電解コンデンサー

200V 330μF
(Nitsuko-105℃ VS TOSIN-85℃)




▽画像説明▽
左上から 耐圧・容量 足部分 上から ビニールを剥いだところ 内部
左中から ケース内部 内部を1週間放置 左に同じ 紙を伸ばしたところ 1.25mと1.275m(小さいタイプ)
左下から 紙と電極(小さいタイプ) 終点部分拡大 終点部分拡大(大きいタイプ) 全景

同じ耐圧、同じ容量なのになんでサイズが違うのか気になり開けてみた。
結論:よくわからない…
画像からはわかりづらいが、小さいほうは紙・電極・紙・電極で構成されていた。
大きいほうは、紙・電極・紙・紙・電極・紙で構成されていた
同じ容量でも紙が1枚と2枚では電極間の距離が違うから、長さで補わないといけないようだ。
ケースからコンデンサーの巻物を取り出すと電解液で濡れており、このままではやりづらかったので
巻物をティッシュの上に置き1週間ほど放置した結果ティッシュは電解液で染まり汚くった。
更にエアコンを使い乾燥させたつもりだったが電解液はなかなか乾燥してくれなかった。
痺れを切らして巻物を開いてみた。どっちがどの極かはわからないが、アルミと亜鉛みたいな金属が使われていた。
巻物を開いてもすぐにもとの形になろうとして結構鬱陶しかった。
巻いてあるものを伸ばそうとすればそうなるのはわかっている
大きいタイプのコンデンサーの内部はなにやら樹脂みたいなのが詰めてあった。
ケースとの絶縁をするためだろうか。小さいほうには無かった
尚、この解剖に協力してくれたコンデンサーは処分されます。
有効活用する方法があれば教えてください。

小さいタイプ
紙A:1.275m・紙B:1.25m
電極A:1.13m・電極B:1.08m
大きいタイプ
紙A:2.15m・紙B:2.1mx2枚・紙C:2.07m
電極A:1.93m・電極B:1.975m
※ A・B・Cの順は上から数えて

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